カテゴリー別アーカイブ: 撮影・こぼれ話

ウォンバット撮影最終日ー0231号

双眼鏡での日々

今日一日を残して今回のウォンバット撮影も終了です。

今日は昨晩から集中豪雨なので事実上すでに終了。

写真は草原地帯のウォンバットの生息地。ただただウォンバットが出現するのを双眼鏡で探す毎日でした。

相当な時間観察しましたが気まぐれなウォンバットの行動パターンが今一つ不明のまま。

この日は巣穴の前に4時間いましたが結局出てこないまま。

前回見たときの時間は役に立ちませんでした。こんな気まぐれさが楽しさを倍増してくれるのです。

益々、はまってしまいました。

巣穴の前での風景

今回持ってきたもので便利だったのが野鳥の会の通販で買った携帯長靴。これはとっても軽く折りたためるので海外にも持って行けてとっても重宝しました。二つ目は日の出光学の双眼鏡。超コンパクト。首にぶら下げていることを忘れてしまいます。

撮影機材はEF70-300mmに時間帯によってEOS7DとEOS5Dマーク3を使い分けます。

EOS5Dマーク3は薄暮の時間によく動くウォンバットには欠かせない機材です。

ISO12800でもちゃんと写ります。

さあ、集中豪雨の中最終日の撮影に出発してきます。


久々の職務質問ー0138号

長野取材第2弾は深夜の職務質問に・・・

先月に引き続き長野県の取材2回目に出かけていた。

今回は途中テレビの取材が一本あって青森へ行く予定が大幅に狂ってしまった。今回出演するテレビはオンエアーまで公にできないきまりなので、皆さん偶然見たら笑ってやってください。

さて2月の連休も大雪に見舞われ撮影自体は楽しかったのですが久しぶりに警察の職務質問に襲われました。道の駅や高速のパーキングなどで宿泊する場合は(日本の取材の99%は車中泊)問題ないのですが、街中の公共駐車場や空き地に近い場所での車中泊は職務質問が来ることがあります。数年前練炭自殺が流行った頃にはこの種のものに間違われてよく夜中に職務質問に会いました。

一番困るのはぐっすりと眠っている丑三つ時にやつらはやってくるのです。「トントントントン」「トントントントン」窓をたたく音。次に「運転手さ~ん」と御用聞きのような調子のいい声。深夜の2時に起こされて免許所を見せるのははっきり言ってつらいの一言。それもこの時間外は氷点下8度。寝巻きで外に出れば高血圧の僕はヒートショックで死の一歩手前。事情を説明すると「閉締まりはちゃんとしてくださいね」だって。夜中の2時に・・・。

おかげで翌日は寝不足の一日となりました。

やっと見つけた胡桃を大事そうに持つニホンリス

やっと見つけた胡桃を大事そうに持つニホンリス

自分の背丈以上に積もった雪にダイブして胡桃を探し当てるのは野性の本能?


北海道取材報告・男の涙編ー0086号

今回の取材の中心はエゾシカでした。エゾシカが最も撮影しやすいのは知床半島です。エゾシカには秋から冬にかけ狩猟期間が設けられています。ゆえに猟を許された地域のシカたちは非常に警戒心が強く人を見ると逃げてしまうものが少なくありません。(これが普通かも)しかし、国立公園内の鹿たちは生まれたときからこの恐怖を味わったことがありません。みんなおっとりのんびり暮らしています。幸せそうな姿が見られたほうがいいので鹿の撮影は知床がオススメです。しかし、ひとつ大きな問題があります。それは「ダニ」。鹿のいるところダニがついてまわります。鹿を見れば耳にはたくさんのダニの痕。いないはずがありません。笹を掻き分けやぶに入ろうものならもう確実に体に幾つものダニがこのときとばかりくっついてくるのです。何せダニは吸血する相手が来るのをじっと待っているのですから人間は格好の餌食です。僕も例外ではありませんでした。服に付着したダニはすぐに取って用心していたのですが夏の知床は日が長く朝3時半から夜8時まで撮影が出来ます。8時までがんばるとお風呂屋さんはしまっていて入れません。(早いでしょ)ちょっとがんばって3日ほど風呂に入れなかった日の午後。知床では有名な「男の涙」という滝を撮影に行きました。ここは熊が出没するため観光コースからはずれ人はほとんどきません。絶景を眺めながら気持ちよく撮影をしているとなにやらわき腹でもぞもぞしています。「もしや???????????」ダニでは?。誰もいない断崖絶壁で服を脱ぎわき腹を見てみると血を吸って大きく膨らんだダニが「もうちょっと吸わせて!」と足をばたつかせていました。「うおお=!やられた」。気をつけていたのに。わき腹にいるのだから・・・。もっとやな予感がしたのです。誰もいないのでパンツも脱ぎ股間を恐る恐る覗き込むと3つのほくろが見つかりました。僕の股間にはほくろはなかったはず。大事な部分に3箇所もかたまってダニが吸血鬼と化していたのです。知床半島の名所「男の波」で男泣きでした。そのときの涙は滝よりもすごかった。たぶん男の涙の滝を見ながらパンツを脱いで泣いたのは僕が初めてだと思います。急いで車に戻りましたが、場所が場所だけに病院へも行けず車中で自分で切開してダニを撃退。股間は血だらけでブルーな一日となりました。その日を境に撮影は午後7時半までとし、お風呂屋さん終了30分前にはかならず風呂に行くことにしました。知床観光課の方へお願いです。お風呂が8時で終了は早すぎでしょ!

微笑ましい親子の影でダニが忍び寄っているのですーEOS7D

微笑ましい親子の影でダニが忍び寄っているのですーEOS7D


サンタクロースがやってきた!ー0044号

皆さん、クリスマスはいかがお過ごしでしたか?

鳥取のハンザキ道場も、長野の地獄谷もホワイトクリスマスですね。

きっとみんなたくさんのプレゼントをもらったのではないでしょうか?

昨日のクリスマスイブ。

僕のところにもサンタクロースがやってきました。

お決まりの赤い服にトナカイに乗ってではなく、

黒い服に黒白のパトカーに乗ってです。

そしてこの青い切符をプレゼントしてくれました。

そして僕は黒服のサンタさんに1万5千円をプレゼントしました。

皆さん黒い服を着たサンタさんは偽者です。

プレゼントは偽物です。

気をつけてね。

サンタクロースの贈り物ーEOS5Dマーク2with100macroIS

サンタクロースの贈り物ーEOS5Dマーク2with100macroIS


秋の取材終了ー0033号

3週間におよんだ秋の取材を終了し帰宅しました。以前は紅葉前線とともに移動し常に紅葉真っ盛りの場所で撮影していました。僕たち写真家の世界では各地の紅葉ピークの作品を要求されることが多いからです。枯葉ばかりのカレンダーやまだ紅葉していない秋の旅行パンフレットを見たことが無いのはそのためです。しかし、今回は今までの方法をやめました。一箇所でじっとして移ろい行く季節を撮影することにしました。内心は結構どきどきです。需要の多い写真の撮影を捨てるわけですから今後の収入を考えると不安がよぎります。今まで見ていたのとは違う見方をすると、どうやって撮影してよいやらわからなくなりました。しばらくはこの状態が続くのかもしれません。ひょっとすると突然何か良い見方がわかるかもしれません。それまでただただカメラを持って出かけようと思っています。

最後の撮影はイノシシーEOS5DMark2

最後の撮影はイノシシーEOS5DMark2

繁殖期に入ったオスのイノシシ。体にはたっぷりと脂肪がつき筋肉隆々。体が火照るのか何度も水に入っていました。


憧れの撮影ー0024号

もうかれこれ20年近く前、友人の野鳥写真家・戸塚学氏がイヌワシの撮影に通っていた。今では有名になった関西の撮影地だ。僕はその頃、北海道通いばかりでお金を使い果たし他の撮影など無理な経済状態だった。でもいつか、一度は撮影してみたい鳥だった。以来ずっと頭の隅にあったのだが他の撮影に忙殺されて忘れていた。イヌワシの撮影を思い立ったのはEOS7Dの発売だった。AF性能の大幅アップがうたわれていたからだ。イヌワシ撮影に行って素晴らしい一枚を撮影された知人からのアドバイスももらい新型EOS7Dを購入し胸躍らせて出発。

あこがれのイヌワシ撮影

あこがれのイヌワシ撮影

はじめて来るイヌワシの撮影地。見渡す限りの雄大な景色を前にのんびりと鳥を待つ撮影スタイルは僕に合っている。この日は暖かく日差しがまぶしい。常連さんらしき人いわく「今日はよく飛ぶ」そうだ。それでも待っている時間のほうがはるかに長い。突然目の前をイヌワシが飛ぶ。ESO7DのゾーンAFは大型の鳥には思いのほか食いつきが良く一度AFエリアに入ればいつでもシャッターチャンスとなる。ただこの日は逆光の場所を飛ぶことが多く苦戦した。目がなれないうちはどこを飛んでいるかさえ判別が難しかった。しかし、7Dはひどい逆光でもピントがどこかへいってしまうことがなく思いがけない一枚が撮影できた。

太陽に飛び込むイヌワシーEOS7D

太陽に飛び込むイヌワシーEOS7D


スズメバチのシーズンです。0022号

スズメバチに襲撃されました

スズメバチに襲撃されました

TVのニュースでもスズメバチの特集が多く見られる季節になりました。今からがスズメバチ要注意の季節です。僕も不覚にもスズメバチの襲撃にあってしまった一人です。鳥取の撮影フィールドにフクロウがすんでいます。周囲には繁殖のための巣が作れそうな木の洞がありません。そこで巣箱をかけようという計画が持ち上がりました。僕は小柄のわりには体重があり、運動不足のため木に登れません。たまたま友人の映像作家のS氏が鳥取を訪れたのでS氏に巣箱かけを依頼することになりました。S氏はスポーツフィールドで活躍している方なので木登りは得意なのです。準備万端、はしごを狙いをつけた木に立てかけた途端、木の中から大量のスズメバチが出てきたのです。そして3人が餌食になりました。上の写真は裏太ももを指された僕の毒抜きをやってくれたS氏。

備えあれば憂いなし

備えあれば憂いなし

アウトドアショップで売っているポイズンリムーバーで刺された場所を処置しました。するとわずかですが毒液らしきものが血と一緒に出てきました。この方法で3人とも大事には至らずにすんでいます。秋の山を歩く方はリームーバーの携帯をお勧めします。