
超大物現る!-EOS50D-INON水中セミフィッシュレンズ
ハンザキ道場での生活も一週間を過ぎました。なかなかこれは!といったすごい撮影は出来ていませんが少しずつオオサンショウウオも撮影しています。そこで今日はオオサンショウウオを解説?して見ます。
先ずはオオサンショウウオを探すときですが胴付き長靴やドライスーツを着て川の中を歩いて探します。夜間はなれないと歩きにくい上に水底と同化していてなかなか見つけられません。

水の上から見た様子ーEOS5D2
水底と同化しているのがわかります。この個体は90センチ近い大物です。このように浅瀬にいれば比較的見つけやすいのですが・・・。小型のものや流れのある場所では見つけにくいのです。個体によってはライトを当てただけで逃げるものや歩くときに起こる水面の波に反応して移動するものもいます。夜間は写真のようにじっとして魚やカニなどが口元にやってくるのを待っています。

小さな目ーEOS50D-INON水中セミフィッシュアイレンズ
目は左右にとても小さなものがあります。5mmくらいでしょうか。まぶたはありません。黒目もあまり動かないようです。動きのあるものを見るというよりは明るいくらいなどを識別する程度だといわれています。じっくり観察するとたまに少し引っ込むことがあります。

鼻の穴ーEOS50D-INON水中セミフィッシュレンズ
オオサンショウウオの鼻の穴です。目と同じくらいの大きさのものが顔の先端にあります。水面に鼻先を出して呼吸するのに都合よく出来ているようです。オオサンショウウオは大人になると肺と皮膚とで呼吸します。においに敏感ですがこの穴で感じ取っているのかは僕には判断がつきません。

かわいい前足ーEOS50D-INON水中セミフィッシュレンズ
最後に紹介するのはオオサンショウウオの手です。手という言葉が適切かはわかりませんがこの写真は前足の部分です。ぷくぷくしていて赤ちゃんの手のようです。実際この手がすきというファンもいます。指先が白く丸い部分があります。この部分を仲間内では「イクラボール」と呼んでいます。このイクラボールは個体によってまちまちのようです。皆さん、お気づきの方もいるでしょうが指が4本しかありません。オオサンショウウオは前足の指は4本で後ろ足の指は5本です。知ってました?可愛い手でしょ。皆さんオオサンショウウオのファンになってくださいね!!
この水中撮影は水中機材INON製水中セミフィッシュアイレンズを使って撮影しています。レンズの先端0センチから撮影できる優れもので狭い間にもレンズが入りオオサンショウウオの撮影には威力を発揮します。興味のある方はINONWebサイトへどうぞ。